2010年までにCO2排出量「ゼロ」を目指すNEC
チーム員である日本電気(NEC)は、自らの事業に伴う環境負荷を削減し、資源効率を向上させると同時に、お客様や社会に提供する製品・サービスを通じて環境保全に貢献していくことが「環境経営」だと考え、その中の最重要課題として地球温暖化防止対策に取り組んでいます。
NECは、この「環境経営」の考えのもと、長期ビジョン『NEC環境経営ビジョン2010』を2002年度に策定しました。その中で、地球温暖化防止に向けた具体的な目標値として、2010年までにCO2排出量を実質ゼロにすることを表明。その具体的な取組内容として、『業務の効率化や生産革新を推進することで、生産・オフィス活動でのCO2排出量を削減する』、『機器の省エネ化を推進することで、利用者のIT機器使用段階でのCO2排出量を抑える』、『ITソリューションの提供を通して、利用者の業務の効率化・排出するCO2排出量を削減する』などの項目を設けています。
こうした「環境経営」を推進するために、グループ全体の環境活動方針である「環境中期計画」を策定し、エコプロダクツ開発の促進や生産革新による地球温暖化防止への対応を図っています。さらに、このような活動の基盤作りのために、NEC本体の全従業員に対してWEB上で環境教育を実施。この研修には各事業部門の特性にあった個別のコンテンツが用意され、2006年度の実績では対象者約2万5千人に対して99.7%の従業員が受講しました。さらに2005年度からは、このコンテンツを国内の全グループ各社に提供することで各社の環境教育の推進を図り、グループ全体の環境意識を高めています。また、生活者の立場から社員の環境意識を向上させ環境保全を推進する活動の一環として、NECグループ社内の売店等で「レジ、で、エコ」キャンペーンを展開し、精算時の社員へのレジ袋配布を極力必要最小限にする取組を行っています。
製品開発においては、環境負荷を低減するために植物由来の電子機器用プラスチックを独自に開発し、それを採用したエコケータイも商品化。これは従来のバイオプラスチックにケナフを取り入れた新素材で作られており、素材を製造する段階で排出されるCO2を約50%削減できるだけでなく、原材料に石油ではなく自然界において再生可能な植物を用いることで、大きな環境負荷低減効果を期待しているとのことです。
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バイオプラスチックにケナフを取り入れた新素材の携帯電話部品 |