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過去のチーム・マイナス6%の活動報告アーカイブ

「東京デザイナーズウィーク2007」において、約半分の電気量で魅力的なあかりを灯す、新しい照明デザインを提案!

2007年11月2日(金曜日)

チーム・マイナス6%では、NPO法人デザインアソシエーションが主催するデザインイベント「東京デザイナーズウィーク2007」(開催期間10月31日~11月4日 開催場所・明治神宮外苑サンガクコンテナ展エリア)において、コンテナ3台を利用した「カーボンダイエットなあかり展」を行っております。これは、照明のエネルギーを50%削減しながらも商品を魅力的に照らす新たな照明デザインの提案を行うもので、コンテナ内に仮想のコンビニエンスストアを再現、それぞれに消費電力を大幅に削減できる斬新な照明の演出がなされています。

町田ひろ子アカデミーは、「必要なところに、必要なあかりを!」をテーマに、天井照明をなくし、什器(商品を陳列する棚)にあかりを灯すなど、調光と配置に工夫を凝らした斬新な照明デザインを提案。ポイントは什器の両端に蛍光灯を縦に配置したことです。商品のすぐ近くで照らすことで、照度を80%カットしたあかりでも、充分な明るさで商品を照らすことを可能にするとともに、目線の位置にあかりを配置することで、実際よりも明るく感じさせます。また、壁面にも工夫を施し、壁全体を反射効率の最も良い白いざらざらとした壁にするとともに、反射板を設置するなどして、限られたあかりを有効に活用し、従来の1200ワットから600ワットへ消費エネルギーを50%削減させました。

一方、東京造形大学の提案は、「“明るい未来”のサステナ・コンビニ」がテーマ。消費電力が極めて少ない最新の光源・LED(発光ダイオード)照明を最大限に利用し「未来のコンビニエンスストア」の形を示しました。天井に設置したLEDのうち、中央部のLEDはセンターに設置したラックを照らせるよう、可動式のものをチョイス。光をうまく使い分けることで、店舗全体をバランスよく照らしました。そして足元付近にはフットライトを配置。清潔感あふれる店内の雰囲気はそのままに、現在の一般的なコンビニエンスストア照明の約半分のエネルギーに抑えることに成功しました。

今回の2つの提案は、チーム・マイナス6%(環境省)の呼びかけに応じた、照明デザイナー・石井幹子氏のアドバイスを受けながら両校の学生が考案し、松下電工、東芝ライテック、ローソンの照明器具と店舗棚の提供の下、実施したプロジェクトです。出展の視察に訪れた鴨下一郎環境大臣は、「両方とも十分明るく、しかも店全体がおしゃれに見える。CO2削減に有効で、しかも若者らしいセンスが感じられるこの提案をすぐにでも採用するところが出てきてくれれば」と、将来への可能性を十分実感するとともに、コンビニエンスストア業界へアピールされました。

もう一つのコンテナでは、各界著名人たちが取り組んでいる温暖化防止のアクションを紹介すると同時に、著名人からのメッセージパネルを展示。来場の皆さんに一人ひとりができる温暖化防止活動を呼びかけました。

また、別会場では世界各国から寄せられた環境問題への関心を高めるグラフィックデザインを集めた「LOVE YOUR EARTH展」が開かれ、デザインアソシエーション理事長川崎健二氏の案内のもと、鴨下環境大臣が視察しました。

従来の照明今回の提案照明
 
町田ひろ子アカデミーの提案(右)。従来のコンビニ照明(左)とはまた違う、落ち着いた雰囲気の空間に
 
天井照明をなくし、什器に照明を設置。少ない電力で商品を際立たせています
従来の照明今回の提案照明
 
LED照明を利用した東京造形大学の提案(右)。従来の照明(左)に比べ消費エネルギーを半減
 
足元にはフットライトを配置して十分な明るさを確保
 
両校の提案を視察する鴨下環境大臣
 
左から町田ひろ子氏、東京造形大学小野さん、町田ひろ子アカデミー高橋さん、石井幹子氏、鴨下環境大臣
 
「カーボンダイエットなデザインカタログ展」を視察する鴨下環境大臣
 
温暖化防止、地球環境保護を訴えるデザインポスターを展示した「LOVE YOUR EARTH展」を視察する鴨下環境大臣

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