東京・大手町にて地球温暖化をテーマにしたトークショーが開催されました
4月19日(水)、東京・大手町の「OTEMACHI CAFE」にて、地球温暖化の現状と対策をテーマにしたトークショー「お天気お姉さんの気象セミナー」が開催されました。
世界的な環境イベント「アースデイ丸の内2006」の一環として行われたこのトークショーのナビゲーターは、気象キャスターの中嶋美年子さんと京都造形芸術大学教授の竹村真一さん。会場となった「OTEMACHI CAFE」に常設されているデジタル地球儀「触れる地球」を用いながら、地球温暖化の現状と対策についてわかりやすく説明していました。
トークショーは2部構成で行われ、第1部では中嶋さんの出演されている日本テレビの早朝の情報番組「oha!4 NEWS LIVE」の映像をスクリーンに映し自己紹介。また、世界各国の面白い気象情報番組を紹介するなど、バラエティに富んだ内容で進行しました。
そして第2部では温暖化の現状と対策についてのトークを展開。温暖化が現在ほど深刻な問題ではなかった過去から現在までの変化、そして未来に予測される地球温暖化の進行状況などを細かく映し出したシミュレーション映像を見ながら竹村さんは、「現状のままCO 2が排出され続けると、かなり深刻な未来も予想されます。温暖化によりシベリアの永久凍土やメタンハイドレードが溶解し、より強力な温室効果ガスであるメタンが大量に放出されれば、温暖化が加速度的に進行してゆく可能性もあります。また、氷河が溶け出して氷河湖が決壊すれば大洪水が起こり、その後には逆に水不足も想定されます。すでにハリケーンや洪水など世界の大きな天災の被害額は何兆円というレベルに達しています。」と、温暖化が現状のままに推移していくことの恐ろしさを語りました。さらに「物を買う、作るにしても、その物が手元に届くまでの過程でどれだけエコに貢献しているのか……その流れを考え、ライフサイクル全体を見て判断することが大切なのではないでしょうか」と話し、環境を考えた生活を提案しました。
また、竹村さんの「現状では、産業界よりも家庭からのCO 2排出量のほうが増えている部分もあるのです」という話を受けて中嶋さんは、「エコマークのついた商品を買ったり、こまめにコンセントを抜いたり、カーテンを厚手のものに替えたりといったような、身近なほんの少しの努力の積み重ねが、いつか大きな結果につながるはずです」と、普段の暮らしのすぐそばにある節約法や環境への配慮を呼びかけました。
![]() | ナビゲーターをつとめた気象キャスターの中嶋美年子さんと、「触れる地球」のプロデュースも担当された京都造形芸術大学教授の竹村真一さん |
![]() | 日本テレビ早朝の情報番組「oha!4 NEWS LIVE」に出演している中嶋さんが、世界各国のお天気番組を紹介。お国柄の出る番組に会場から笑い声も。 |
![]() | 地球温暖化をテーマとした第二部では、竹村教授が「触れる地球」を操作しながら、解説。写真は現状のまま温暖化が進んだ場合の40年後の地球。温暖化を目でみることができるので、わかりやすい |
![]() | 中嶋さんは、オホーツクの流氷ウォークに参加した際、温暖化を感じたとコメント。地元の方々から「このまま温暖化が進めば、この流氷ウォークもできなくなる」と伺ったそう。実際オホーツクでは流氷の接岸時期が遅れたりしているのです |
![]() | 会場に集まったみなさんも「触れる地球」に興味津々。休憩時間やトークショー終了後に、多くの方々が「触れる地球」に集まっていました |




