クールビズ、すでに4割が実施、前年同時期より1割増加
~中小企業への浸透進み、最終的には全体の約6割が実施の見込み~
帝国データバンクはこのほど、クールビズの実施動向や環境問題に対する企業の意識についての調査を実施しました。
調査期間:2007年6月21日~30日
調査対象:全国2万313社で、有効回答企業数は9,682社(回答率47.7%)
なお、同調査は2005年6月、2006年6月に続いて3回目。
■調査結果
クールビズ、「開始している」は41.8%、前年同時期より9.5ポイント増加
2007年夏、最終的には約6割の企業が実施の見込み
クールビズの取組状況を尋ねたところ、すでに「開始している」と回答した企業は9,682社中4,044社、構成比41.8%でした。 これは、前年の同時期(2006年6月調査、32.3%)よりも9.5ポイント増加しており、3年目を迎えたクールビズが一段と浸透していることがうかがえます。
クールビズの実施について、現在「検討中」と回答した企業は同16.1%(1,560社)で、これをすでに「開始している」と回答した企業の構成比と合わせると計57.9%(5,604社)となりました。環境意識の高まりを背景に初動の段階でクールビズが前年以上に浸透していることから、2007年は最終的に全体の約6割の企業がクールビズを実施することが見込まれます。
なお、規模別での取組状況をみると、すでに「開始している」企業の割合は大企業が42.9%(949社)、中小企業が41.4%(3,095社)で、両者の差はわずか1.5ポイントでした。2006年同時期は、2割近い差(19.1ポイント、大企業:同46.9%、中小企業:同27.8%)があったことと比較すると、17.6ポイント減と大幅に縮小しており、中小企業の実施率は大きく向上しています。
クールビズの定着を望む声は67.4%、環境問題へは78.9%が「取組を実施」と回答
クールビズは環境問題への取組の1つとして「定着させるべき」と回答した企業は、全体の67.4%(6,525社)でした。「定着させる必要はない」との回答は同12.5%(1,207社)にとどまっており、クールビズに対して前向きな見解が多数を占めました。
また、環境問題への取組状況については、「積極的に取り組んでいる」と回答した企業が全体の23.5%(2,279社)、「積極的ではないが取り組んでいる」とした企業は同55.3%(5,358社)で、環境問題への取組を実施している企業は計78.9%(7,637社)でした。 2005年同時期の調査では計59.5%、2006年は計75.6%であったことから、2007年はさらに取組状況が向上しています。