日本の伝統文化“打ち水”で夏の暑さを吹き飛ばそう!
温暖化防止を啓発する打ち水イベントが都内各地で開催されました
記録的な猛暑が続く今年の夏。特に東京などの都市部は熱を溜めやすいアスファルトやコンクリートが多いため、局地的に気温が上昇する「ヒートアイランド現象」がみられます。そこで、日常生活の中でできるアクションのひとつが「打ち水」。打ち水は日本人が昔から行ってきた風習で、まいた水が蒸発するときに周りの熱を奪う「気化熱」を利用して涼をとるものです。打ち水をするときの基本原則として、水道水は使わず雨水やお風呂の残り湯、下水再生水、エアコンの室外機に貯まった水などを使用します。また、朝夕の気温がまだ低い時間帯に打ち水をするのがより効果的とされています。
8月1日(日)には、地球温暖化防止やヒートアイランド対策への意識啓発を目的とする、打ち水イベントが開催されました。秋葉原では、チャレンジャーであるNPO法人「秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」による「うち水っ娘大集合!2010」を秋葉原駅西口広場で実施。秋葉原名物メイドカフェの店員さんをはじめ、丸の内で働くOLやアイドルの皆さんら約70名が、思い思いの二次利用水を持って集結しました。お風呂の残り湯や、エアコンから排出された水、また秋葉原らしく「メイドカフェで食器を洗ったときの水」や「メイドの衣装を洗濯したときの水」などを持ってきた方もいました。気温が35℃を超える中、全員の「涼しくなーれ」の掛け声とともに打ち水がスタート。熱くなった地面に一斉に水がまかれました。打ち水で路面の温度が下がると、吹く風が冷たくなったのを実感した方たちから「涼しい!」という声が聞かれました。
また、日本橋では、チャレンジャーである「ECO EDO日本橋」実行委員会による「ゆかた・和・日本橋2010 打ち水大作戦」が行われました。打ち水に先立ち、日本橋「滝の広場」に名橋「日本橋」保存会や地元団体、企業関係者、そして浴衣姿の女性の皆さんがセレモニーに出席。冒頭の挨拶に立った実行委員会会長の中村胤夫氏は「打ち水は江戸の文化に息づく風習です。日本橋という江戸の中心部から、江戸の文化のいいところを今に生かして広めていきたい」と話されました。また、環境省の生物多様性「地球いきもの応援団」メンバーでもある女優の中嶋朋子さんが特別ゲストとして参加。中嶋さんは「とても暑いですが、打ち水のしがいがある日。まいた瞬間に涼を実感できる打ち水は、目でも涼しい行為なので、ぜひお家でもすすめて欲しいです」と語りました。そして、日本橋の袂に移動し、打ち水を開始。手桶の水で一斉に水がまかれました。打ち水前の路面の温度は41℃でしたが、この打ち水で37.2℃に。さらに、もう一回行ったところ、なんと36℃まで下がり、皆さんが打ち水の効果を実感していました。
なお、両イベントにおいて、「チャレンジ25キャンペーン」(環境省)は特別協力として参加。日本橋ではブースを設置してチャレンジ25宣言を受け付けたほか、CO2削減に向けた「6つのチャレンジ」をわかりやすく伝えるパネル展示を行い、地球温暖化防止への協力を呼びかけました。
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| 「うち水っ娘大集合!」は、「みんなの力を集結して秋葉原を冷やす」ことを目標として毎年行われているイベントで、今年で7年目。参加者が持ち寄った二次利用水を有効活用し、打ち水を行いました。 |
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| チャレンジ25キャンペーン(環境省)は特別協力。スタッフTシャツには、チャレンジ25キャンペーンのロゴが入っています。 |
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| 秋葉原の21店舗のメイドカフェから店員さんが参加。 |
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| 日本橋で行われた「打ち水大作戦」。浴衣姿が涼しげです。 |
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| 開会の挨拶を行う実行委員会会長の中村胤夫氏。名橋「日本橋」保存会会長も務めています。 特別ゲストの中嶋朋子さんも挨拶。 |
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| 強烈な日差しで熱くなっていた日本橋が冷やされ、参加者から「涼しくなった」の声が。 |
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| チャレンジ25キャンペーンのブースを設置。 |






