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活動報告

2011年11月22日(火)
チャレンジ25キャンペーン(環境省)
東京デザイナーズウィーク2011

チャレンジ25キャンペーン(環境省)では「東京デザイナーズウィーク2011」において
「Environmental design products」を開催し、「カーボンニュートラルハウス」を紹介、啓発しました。

チャレンジ25キャンペーン(環境省)は、11月1日(火)~6日(日)にかけて明治神宮外苑前絵画館前で開催された「東京デザイナーズウィーク2011」において、「ENVIRONMENTAL DESIGN PRODUCTS展」を開催しました。展示テーマは、CO2を増やさない家「カーボンニュートラルハウス」。物理的にCO2排出量が少ないだけでなく、太陽光発電などの創エネルギーを組み合わせることで、結果的にCO2を出さないことが可能になります。「エネルギー白書2010」によると、日本全体のエネルギーの32%程度を民生部門(住宅やオフィスなど)が使っており、地球温暖化防止のためには私たちの生活の基盤となる住宅についてもCO2の排出量を減らしていく必要があるのです。

今回、カーボンニュートラルハウスの例としてブースで紹介されたのは「山形エコハウス」。東北芸術工科大学教授で建築家の竹内昌義氏らが中心となって山形県に建築した住宅です。夏は暑く冬は寒い山形で、自然と共存できるライフスタイルとCO2の排出を大幅に抑えることを目指して作られました。

山形エコハウスについて、詳しくはこちら

CO2排出を抑えるための重要なポイントは、「建物の断熱性能を上げ、無駄なエネルギーがかからないようにする」「石炭や石油などの化石燃料ではなく、自然由来の再生可能エネルギーをつかう」「建物の建つ方角や日射、通風を考える」の3つ。山形エコハウスでは、断熱材の厚さを屋根は400mm、壁は300mmも取っており、建物の基礎にも断熱処理を施してあります。さらに、熱が最も出入りしやすい窓を、3枚のガラスを組み込むトリプルサッシにすることで建物全体の断熱性が大幅に向上しました。また、南向きの屋根を大きく取り、太陽光発電パネル、太陽熱温水器を設置。LED電球や熱交換換気システムなど様々なエコ機能を導入したことで、エネルギー消費量を次世代省エネルギー基準住宅(日本の住宅の省エネルギー性を高めるために、断熱や気密、冷暖房に関する基準を定めたもの)の1/7~1/8に抑えることに成功しました。

このような住宅のエコハウス化は、新築住宅としてはもちろん、改築時にも取り入れることが可能です。一戸建てでもマンションでも、共通するポイントは「断熱の強化」と「自然エネルギーの導入」。窓を二重サッシにしたり、外気に面している壁や天井に断熱材を増強したりすることで、エネルギー消費量とCO2排出量をかなり抑えることができます。

11月5日(土)には会場内で、竹内昌義氏によるエコハウスセミナーが開かれました。竹内氏は、国土に占める森林の面積が近い日本とスウェーデンのエネルギー自給率を比較。「日本4%、スウェーデン40%」という大きな差を挙げ、エネルギー自給率向上策として取り組んだ山形エコハウス完成までのエピソードを披露しました。竹内氏によると、日本の住宅の大きな弱点は断熱性能の低さで、これは燃費の悪いクルマのようなもの。まずは断熱性能を高めることが第一です。また、国土の67%を占める森林に注目し、建築材料として木材を積極的に活用することで、雇用の創出と森林保護につながるということです。竹内氏は最後に、「消費者に木を自然のものとして受け入れる意識が高まれば、日本も将来、自然エネルギーで自立していくことは可能である」という持論を強くアピールしました。

本イベントの期間中、 チャレンジ25キャンペーンのブースでは、チャレンジ25宣言の参加者を募集。宣言した方には、オリジナルロゴ入りの「木のしおり」がプレゼントされました。

毎年恒例の「東京デザイナーズウィーク」。今回も多くの来場者で賑わっていました。
チャレンジ25キャンペーンのブースでは「山形エコハウス」を詳しく紹介。断熱化・気密化しない家からは、約70~80%の熱が逃げたり入ったりしており、熱の出入りを防ぐ工夫をすることが省エネにたいへん効果的です。
今回も多くのチャレンジ25宣言が集まりました。宣言した方にはチャレンジ25キャンペーンロゴ入りの「木のしおり」をプレゼント。ひとつひとつ木目が違う楽しさで大好評でした。
竹内昌義氏によるエコハウスセミナー。山形エコハウスについて「今後はコストをもっと下げていく試みを続け、導入を後押ししていきたい」と話していました。
セミナー終了後にも会場でチャレンジ25宣言を受けつけました。

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