雪は宝

取材先 : 西和賀雪国文化研究所 豪雪地帯の西和賀町。冬の積雪は平均180センチと大人の背丈ほどにもなる。その雪を利用した取組を実践しているのが「西和賀雪国文化研究所」。この西和賀雪国文化研究所の小野寺聡さんにお話を伺った。

西和賀町では昭和63年から、農協の施設で雪の貯蔵を始めた。さらに平成6年、平成12年と貯雪施設を整備。志賀来(しがらい)ドームという体育館は別棟に断熱材に囲まれた貯雪庫を設置し、その量は45トンある。
雪の貯蔵により、地下のダクトを通して送られる冷気を夏場の冷房に利用している。また、雪の表面は濡れているので、空気中のチリやホコリを取り除くフィルターの効果もあるそう。
西和賀町内に貯雪されている量は445トン。これは原油4450リットル分で、CO2換算1335キロ分になる。今後、この雪(冷気)はキノコや花の栽培、食品加工等の品質向上にも使い、貯雪の断熱も製材の際に出た木の皮を使うことも考えているそうだ。北国にとって厄介者の雪は宝にもなる。

志賀来ドーム

志賀来ドーム

断熱材に囲まれた貯雪庫

志賀来ドーム内部

志賀来ドーム内部

パーソナリティーコメント: 神山 浩樹

コストをかけずに夏まで雪を貯蔵するという難しい事業ですが
是非頑張ってもらいたいと思いました。

ほめられタウン100