取材先 : 和歌山県立貴志川高校(紀の川市)
地球環境を考えて行動する生徒を育てようと、平成14年から全校あげてのエコスクール活動に取り組む。通学路や沿線の駅の清掃活動「貴志川クリーン作戦」やエコキャップ集めをはじめ、生徒会が中心となり、生徒が主体的に、環境・エネルギー・低炭素社会について考えている。
実績:2007年度経済産業省資源エネルギー庁「エネルギー教育実践校」に指定、第8回わかやま環境大賞受賞
高田校長をはじめ、先生も生徒も環境への取り組みに非常に熱心な和歌山県立貴志川高校。
高田晴美(たかだ・はるみ)校長は、学生の頃から環境問題に非常に関心が高く、校長自らがエコスクール活動を先導している。エコスクールの担当教師、秦野俊哉(はたの・としや)先生と山本哲耶(やまもと・てつや)先生も、あくまで生徒主体で活動をさせるという一方で、担当教師として、生徒から家庭へ、さらに地域へ、小さなことから世界を動かす大きな力を作りたいと意気込んでいる。地域との連携を密にした活動が、エコスクール活動の定着の鍵となっている。
生徒会で2年生の美甘恵里(みかも・えり)さん、森下裕月(もりした・ゆつき)さん、松元翔(まつもと・しょう)くんが、活動内容や低炭素社会について思うことを話してくれた。
低炭素社会につながる活動として、日光を遮り、光合成をするゴーヤや朝顔を鉄の柵に絡ませた「緑のカーテン」、ペットボトルのキャップをワクチンに変えて、本体はリサイクルにまわす「エコキャップ集め」、間伐体験などの「エコツーリズム」を説明。低炭素社会についても多くの知識を持っており、「エコの意識が高まった」「難しく考えずに私からまわりに広げていきたい」「一つのことをすると循環して他のこともよくなる」など、エコスクールに参加した自分の成長を語ってくれた。
学校から地域へ…貴志川高校の活動は、低炭素社会を支える人づくりにもつながっているといえそうだ。
貴志川クリーン作戦
通学路と沿線の駅の清掃を定期的に行う
エコキャップ集め
ペットボトルのキャップをワクチンに変えて、本体はリサイクルにまわす社会貢献活動
パーソナリティーコメント: 小川 真由
高校生のみなさんの頼もしい一言に、次世代の環境大臣が見えました。
学校から地域へ…小さなことから、できることから、広げていく。
この特集で何度も繰り返してきたことですが、これが、低炭素社会づくりの原点だと思います。



































