CO2削減でカルシウム増量 エコなフグラーメン

取材先 : 下関商業高校・商業研究部 全国的に有名な下関のふぐ。ふぐは調理しやすいように、骨や皮、内臓をとりのぞいた「みがき」の状態に加工される。ふぐの加工品が大きな産業となっている下関では、ふぐの食べられない部分は産業廃棄物として処分されるが、その量は非常に多く、焼却処分すれば大量のCO2を発生させることになる。このような状況の中、下関商業高校の生徒たちが目をつけたのが「ふぐの骨」の部分。県内の企業と連携し、ふぐの骨を粉末にして麺に練りこんだ「ふぐ麺ラーメン」を開発した。イベントなどで販売し人気を呼び、さらに連携企業とロイヤリティ契約を結んで、商品が1個売れるごとに7円を植林活動の募金に寄付した。

下関といえばフグだが、フグを加工する際、食べられない骨や内蔵の部分は 産業廃棄物として焼却処分されるんている。焼却処分すれば、当然大量のCO2を排出する。このような中、ちょっと待てよと、魚の骨っていいダシが出るし、何かに利用できないかな?と、下関商業高校の商業研究部の生徒達が考えた。
宇部市の食品加工会社の協力を受け、新しい下関の名物を開発したのが、「関門海峡ふぐ麺ラーメン」。廃棄物として焼却処分されていた「フグの骨」を粉末にして麺に練りこみ、美味しいラーメンが完成した。スープも、醤油・塩・豚骨の3種類があり、それぞれの味が楽しめる工夫も。CO2削減はもちろん、カルシウムやふぐのダシの旨みもたっぷり。そして、下関のフグということで、付加価値もついた一石三鳥の商品を開発した。ただ、残念なことに2000箱を完売したため、既に商品の在庫は残っていない。
まさに、フグのまち下関ならではの「ほめられタウン」な技である。今後の販売方法は、現在、検討中だそうだ。

下関商業高校・商業研究部のみなさん

下関商業高校・商業研究部のみなさん

みなさんが持っているのが、完売した「ふぐ麺ラーメン」です。

パーソナリティーコメント: 福谷 貞夫

おいしくて、CO2削減にもつながる、ふぐの骨ラーメン。高校生の素朴な疑問から生まれたヒット商品です。本当においしですよ。

ほめられタウン100