取材先 : エコ・バイオ株式会社/代表取締役 立川京介さん エコ・バイオ株式会社では、使用済み天ぷら油を「バイオディーゼル燃料」にリサイクルすることでCO2削減を目指し活動している。現在、愛媛県内では「バイオディーゼル燃料」を使用して走っている車が何台もある。
エコ・バイオ株式会社 代表取締役 立川京介さんは、使用済み天ぷら油を一般の方々から回収し、バイオディーゼル燃料にリサイクルしている。この取り組みは2007年から始めている。松山市内にいくつかの回収場所を設置し、スーパーや会社、幼稚園などの協力もあり、使用済み天ぷら油を集めている。
現在、立川さんの車はもちろん、愛媛県内のスーパーの配送車や、建設会社の車などが、「バイオディーゼル燃料100%」で何台も走っている。この「バイオディーゼル燃料」の良いところは、軽油を利用する車と同じくらいの燃費で走らせることができたり、使用済みの天ぷら油を利用するので、ゴミを減らすことができること。さらに重要な点は、リサイクルされた量だけ石油を使用しなくてすむということだ。植物は成長過程で光合成を行ってCO2を吸収するので、植物由来の油を使用することは、カーボンニュートラルという考え方ができる。だから地下資源の石油を使用するのと違って、CO2削減に繋がるのだ。また成分としても、軽油の廃棄ガスよりも有害物質が少なくなることが、良い点として挙げられるという。
回収方法は、使用済み油ならペットボトルに入れて回収場所に持っていくというもので、手間がかからない。捨ててしまうものがリサイクルされて、また活用されるというこの取り組みに、賛同する方が増え、自治体、企業などの地域の皆さんが協力してくれ、1ヶ月間で2500~3000リットルの使用済み天ぷら油が回収されているそうだ。
街ぐるみの取り組みがどんどん広がり、捨ててしまう廃油を上手く利用し、CO2の削減に繋がっている。目指すは、「日本油田化プロジェクト」。立川さんは、「みんなの力が大きな成果につながる!油田化プロジェクトやります!」と思いを語ってくれた。
使用済み天ぷら油を回収する時のお願い
説明をしてくれる立川京介さん。
松山市内数箇所に、「回収BOX」が設置されています。
バイオディーゼル燃料使用車
バイオディーゼル燃料を使用している車には、このステッカーを貼っています。
パーソナリティーコメント: やの ひろみ
凝固材などにもかなり高額なお金がかかるので、純粋にお得!それを町づくりへもリンクした「じゃこ天油田化プロジェクトも面白い。愛媛の八幡浜市の特産品、じゃこ天。当然、じゃこ天屋さんも相当あるが、市と協力して、そのじゃこ天屋さんの油を一手に回収し、バイオディーゼル燃料として活用。じゃこ天を販売したり、運搬したりするのも、じゃこ天を揚げて済んだ油を使う。循環型社会のお手本みたいなもんじゃないかと思う。



































