取材先 : 池内タオル株式会社/代表取締役 池内計司さん 池内タオル株式会社では、グリーン電力証書システムで契約し、自社で使う電力の100%を、風力発電を利用している。この風力発電を利用した、環境に優しく、丈夫なタオルを製造している。
全国シェアナンバー1のタオル産地である愛媛県今治市の池内タオル株式会社は、1953年から続く会社。池内計司社長は、2代目である。ここでは、100%風力発電を利用してタオルを製造している。仕組みは、東北電力のある能代風力発電所から、グリーン電力証書システムで契約して、その電力で動いているというもの。池内社長は、安全性はもちろん、環境に優しいことを考えていて、このシステムを2002年1月から利用することにしたという。池内タオルは、風力発電を利用して製造するので「風で織るタオル」と称し、年間25万枚のタオルを製造している。このように100%風力発電を利用するという会社は、日本で最初のことだという。通常の発電では、1KWで、約0.473kgのCO2を発生するとされている。この「風で織るタオル」は、バスタオル1枚で約473gのCO2を削減している計算になる。さらにスタッフ全員がタオルソムリエの資格を持っていて、一人一人が環境のことを考え、丈夫なタオルを作るという熱意がある。丈夫なタオルは、長く使ってもらえることでゴミにもならず、環境保護にも繋がるという。池内社長は、「より長く使えることが、最も環境に優しい」とおっしゃっていた。さらに、ワンガリマータイさんが世界に発信した言葉「MOTTAINAI」に賛同して、「MOTTAINAI」タオルシリーズまで登場しているそうだ。スタッフも社長も一丸となって、技術的にはもちろん、環境のことを考えながら、タオルを製造しているのである。
風で織るタオル
風力発電で製造された環境に優しい、丈夫なタオル。
能代風力発電所
東北地方の能代風力発電所の風車。
パーソナリティーコメント: やの ひろみ
愛媛の今治市は、タオル生産全国シェアナンバーワンの地域。そのタオルの産地で、100%風力発電でタオルを作っている会社。といっても、実際に風車がクルクルしているんではなくて、グリーン電力証書システムで契約して、その電力で動いている。風力発電でまかなう、日本で最初の会社なのだ。今治ブランドのタオルで、こんな素敵な心を持ったタオルがあることが、地元民として誇らしい。



































