
取材先 : 森昭木材株式会社 森昭木材株式会社は、街に“木の家”という森をつくる木材利用促進に取り組んでいる。木材を工務店が使いやすい規格に整えてキット化し、木材価格を明確にした『ビジネスモデル』を構築。ウッドマイレージを減らしCO2削減。森を手入れして再生しCO2を貯蔵。貯蔵された木で街に家をつくりCO2を固定。国産材の利用を進めることは、外国産材の輸送にかかるCO2削減(ウッドマイレージ)だけでなく、荒廃する森の再生にも繋がる。ストップ温暖化一村一品大作戦2009年「コツコツカツコツコンテスト」で、高知県代表に選ばれた。
住宅を作るのには、今までは産地から現場・工場に木材を運び入れ、大工さんや工務店が加工するなどするときに、端材としてゴミが出ていた。森昭木材が開発した「嶺北スケルトン」は、産地で事前にカットし、骨組みをキット化して持ち込み、現場で組み立てるだけ。しかも、現場で全くゴミがでないという優れもの。産地側でキット(製品)化して木造住宅を届けることが出来る、森と街をつなぐいいシステムといえる。お客様のニーズにあった家作りにも対応していて、全国でも注目されている。
産地側で出た端材は、ボイラーの燃料として使用。重油に代わる熱源になり、重油の削減にもつながる。森の木は、CO2を吸収して大きくなっている。カーボンニュートラルの考え方で、燃やしても排出はゼロとカウントするので、CO2削減につながることになる。
また、森昭木材ではお客さんを森に案内をしている。木は、色々な過程・年数を経て大きくなっている。その現場に案内することによって、お客さんが木の家を大事にしてもらえるようになることを目的に実施している。自分の家に使われている木がある森を見学すると、「こんなところで育ったんだなあ」と、自分の家が特別な存在になる。
森昭木材がお客さんに伝えたいことは、60年前に植えた木を今私たちが使っているということ。だから大切に長く大事に使って欲しいと伝えたい。そして私たちの使命は、次世代のために木を育てていくこと。山でCO2をたくさん吸収した木が、お客さんの家になる。家になった木は、50年・100年とCO2を固定してくれている。さらに木を切った後には植林をする。すなわち、木が家として使われている間に、山で木が育ってくれる。計算すると、約4倍の木が山で育つことになる。(CO2の吸収も進む)
木の家に住むということは、CO2の削減につながるということになる。そう考えると、街に木の家をつくるということは、「街に森をつくる」ということと同じといえる。そういうことを念頭に取り組んでいる。
高知県産の杉を住宅用に加工
高知県の嶺北地域には多くの杉が植林されています。
樹齢30-40年の杉を伐採し住宅用に加工し県内各地へ出荷
間伐でECO
森は間伐をすることで、木々の成長が促進され豊かな森となっていきます。
豊かな森は、豊かな自然を育てCO2を吸収してくれます。
パーソナリティーコメント: 井上 琢己
「街に森をつくる」。こういう発想・考えがもっと広がれば!と感じた。
高知発!低炭素社会のビジネスモデルになるよう期待していますし、応援したいですね。



































