
取材先 : 土佐の森・救援隊 高知の森林を守るために活動している団体。平成15年4月、県下各地の森林ボランティア組織・団体への、より専門的な林業技術指導、財政的支援、森林ボランティア活動のノウハウの伝承等を行うことを目的に結成された。森林ボランティア活動に参加したボランティアを対象に、独自の地域通貨券「モリ」券を発行し(1モリ=600円)、現在流通中。第8回高知エコ産業大賞も受賞。
土佐の森・救援隊は、森が非常に荒れているという現状を受けて、県民・市民・自分たちで、ボランティアで森を守ろうということで発足した。平成15年4月に、高知県内で初めて、森林ボランティアとしてNPO法人の認証を受けた。現在は、いの町が活動の拠点。高知県がすすめている協働の森事業などにも参加している。
活動の内容は、主に間伐。間伐材を引っ張り出して、使えるものは使う。今まで捨てられていたものは木質バイオマスへまわしている。また、児童を対象とした森林教育・植樹なども行っている。年間20haほどを間伐し、400tほどの間伐材を出している。
新しい取組として、塾を開いている。以前は、自分の山は自分で守る。それが厳しいようなら、親戚など寄り合いで守っていくことが主流だったが、そんな状況を取り戻して、小規模林業を復活させて、森林土佐の再生に貢献したいという想い。そのために、間伐の仕方、作業道の付けかた、搬出、木材の加工など林業一連のことを学んでいただこうということで、約8ヶ月間で40日間ほどの養成塾を開いている。参加したいという方は多く、自分の山をなんとかしたい、孫に山を残したいとか、県外からの問い合わせもある。
また「モリ券」というシステムもある。これは、森林ボランティアに参加していただくと差し上げている。その券は、活動に賛同いただいてる地元の食堂やお店などで、特産品などと交換できるようになっている。こういった活動がさらに地域の活性化につながっていけたらいいと思っている。
「モリ券」でお買い物
森林ボランティアに参加すると「モリ券」(600円相当)が贈られます。
その券を使ってお買いもの!
子供たちの森への意識も芽生えます。
間伐材から薪を!
森林ボランティアの方たちが行った間伐で生まれた不要な木材を敷地内で薪として販売。その収入は森の手入れに活用されています。
薪ストーブも高知県内ではブームになってきています。
パーソナリティーコメント: 井上 琢己
森に関心を持っている人が養成塾やボランティアとして山に入る。
そうすることでその人たちがより森に関心を持つようになる。いい循環になっている活動だと感じましたね。



































