川嶋朗 病気は自分が作るもの良くするも悪くするも自分次第

自分でできて、安くてカンタンなものでなければ続かない。

「厳しい寒さでも、体の冷えを取ってしっかりと温めていけば、体の力は上がり、過度な暖房に頼らなくても快適に過ごせます」と川嶋先生はさっそく「冷え」を取る手軽な方法を教えてくださった。何と昔懐かしい湯たんぽ。これが、かなりの優れものらしい。

「体を温める効果が高く、熱すぎず、じんわりと体を温めてくれるのがいい! カンタンでお金もほとんどかからないから言うことなし!」

そう笑いながら、愛おしそうに愛用の湯たんぽを取り出して、膝の上にちょこんと乗せた。

「体を温めるのは本当に気持ちがよくて、もう、手放せません(笑)」

おすすめは小ぶりなもの。使い方は実に簡単だ。70度ほどのお湯を注ぎ入れ、熱くないようにタオルなどでくるみ、それを太ももの上に置く。ときどき、必要に応じて腰やお腹などへ回しながら温めていくというもの。寝るときはもちろん、自宅でくつろいでいるとき、デスクワークのときなどに習慣づけると、それだけでかなり血行がよくなるという。

川嶋朗
医学博士 川嶋朗 さん
かわしま・あきら/医学博士。東京都女子医科大学附属青山女子・自然医療研究所・自然医療部門准教授(附属青山自然医療研究所クリニック所長)。西洋医学に東洋医学、代替医療などを取り入れた統合医療を行う。著者に『冷え取り★美人』等
http://www.twmu.ac.jp/AWNML/N/top/

お腹、腰、お尻、太もも、二の腕を集中的に温める

川嶋朗

そして、さらに効果的に温めるポイントがある。

「温め効果の高い箇所をねらいうちすることです。温めるべきところをしっかり温めたら、全身に血液が回り、“冷え”も解消します。」

では、その温めるべき箇所とは?

「血流の多いところです。血液がたくさん集まるのは筋肉。お腹、腰、お尻、太もも、二の腕です。ここをしっかりと温めれば、効率よく全身を温めることができます」

立ち仕事の人なら携帯用のカイロがおすすめ。お尻の尾骨のあたりを温めたり、ポケットにしのばせておくのも効果的だ。こうした身近にある温めグッズを使えば、すぐに“冷え取り”が始められる。「自分でできて、安くて、カンタンなものでなければ続かない」というのが、「川嶋先生流治癒術」。これならできそう…。

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